オールドタンノイを真空管アンプで楽しむ

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DS-32B ウーハーの外し方

ダイヤトーンスピーカーのウーハーは、簡単に外れない場合が多いです。DS-32Bもそうでした。ヘタに外すとユニットを傷める恐れがありますから、このページを参考にしてください。

 

DS-32Bのウーハーは、幅の狭い両面テープでバッフル版に貼り付けられています。ボルトを外しただけではウーハーが外れないのはそのためです。

 

1 ボルトを外してみる
ボルトは完全には外さないで、緩める程度にしておきます。おそらくウーハーはバッフル面に張り付いていて動かないと思います。

 

DS-32B

 

 

2 細いマイナスドライバーの先端を差し込む
試しにまる1日このままにしておいてみてください。1日たって、ユニットのどこかに細いマイナスドライバーが入る隙間ができていませんか。できていればそこに細いマイナスドライバーを差し込みます。

 

もしそのような隙間がない場合は、全周をよく見てください。どこかに先端が入りそうな箇所があると思います。マイナスドライバーの柄の方を軽くたたいて、わずかでも差し込めたら大丈夫。外れます。

 

3 てこの原理で柄の方を押し下げる
スピーカーは寝かせておくと安全です。マイナスドライバーの先端が少しでも差し込めたら、先端をこじらず、柄の方をテコの原理で押し下げるようにします。先端をこじるとバッフル面やユニットに傷がつきますから注意しましょう。

 

DS-32B

 

 

4 力を入れ過ぎないようだましだまし押し下げる
すると次第にユニットが浮き上がってきます。このタイミングでボルトを全部外します。ユニットが浮き上がったらすかさず柄の方を差し込んで、元に戻らないようにします。元に戻るとまた貼りついてしまいますから。

 

DS-32B

 

 

5 そっと起こす
ユニットの金属部を持ってそっと起こすと、両面テープが少しずつ剥がれてウーハーが起きてきます。起きた後のバッフル面を見ると黒い両面テープが残っています。

 

DS-32B

 

この両面テープは、ユニットとバッフル面の隙間をなくすためのパッキンの役割を果たしているのでしょう。40年以上経過してもぴったりと貼りついています。

 

ウーハーは、大きなフェライトマグネットです。2.5kgとかなり重いので注意してください。また、エッジが凸型で少し飛び出ているので、二つを向かい合わせに重ねることができません。置き方にも注意してください。

 

ユニットを外す目的は、エッジの裏側から固くなったダンプ剤「ビスコロイド」を溶かして除去するためです。また、ユニットの交換もいいかもしれません。

 

 

こういう外し方はしない方が良い
外し方のネット情報で、ユニットを横からたたくというのがあります。こんな感じ。

 

DS-32B

 

これで外れる場合もあるとは思いますが、DS-32Bは無理です。両面テープは強力にユニットを止めていますから、強くたたいても剥がれるものではありません。

 

横方向にたたくと、下手をするとボイスコイルの中心がずれてしまうことが考えられます。そうするともう直りませんから、これはしない方が良いと思います。

 

2019年11月24日

 

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