タンノイ チェビオット 回想のページ
オールドタンノイを楽しむ小部屋 回想のページ
再びオーディオへ。私はオーディオ一筋にここまできた訳ではありません。ところが時代は巡ると言うとおり、2、3年前から、若いころに親しんでいたオーディオを再び楽しむようになってきました。10代のころに、廃品の真空管アンサンブルステレオを直して楽しんだのがオーディオの始まりだったのかも知れません。’98年に英国B&W製スピーカーと出会ったのが一つの転機だったように思います。国産とは違うつやのある独特の音色に驚き、銘板を見るまではB&Wというメーカー名すら知りませんでした。あれから8年。2006年になって初めてオールドタンノイの音を知り、すっかり気に入ってしまいました。
「休日にオールドタンノイを楽しむ」回想のページ
2006年12月のこと。初めてオールドタンノイに出会いました。30年前のタンノイの中でもチェビオットは数少いのではないでしょうか。英国製らしいつややかさと、時にとんでもない生々しさを放つチェビオットで、いい音楽を楽しんでいます。自称B級マニアの私は、あえて「古き良き機器」をできるだけ安価に手に入れてシステムを組むことで、今まで自分が持っていたオーディオよりも数倍いい音楽が楽しめるようになったと思っています。ハイエンドな超高級機器をお持ちのマニアには笑止千万かもしれません。しかし、私のような小部屋でも、オーディオを十二分に楽しむことができます。興味のある方はどうぞご覧ください。
タンノイ チェビオットについて
タンノイのABCDEといわれるアーデン(HPD385)、バークレイ(HPD385)、チェビオット(HPD315)、デボン(HPD315)、イートン(HPD295)。チェビオットは、31.5cmの同軸2wayユニットを使用した最も大きなスピーカーです。普段はネットを取り付けていますが、ネットをはずすと、年代を感じさせないスマートな造りにいつまでも見ていたくなります。大口径フルレンジならではの大胆な構図です。エンクロージャーはかなり大きなものです。高さ85cm、幅45cm、奥行き26cm。オールドタンノイの特徴で、板厚が薄くかつ奥行きがとても短いのです。