昭和55年ごろの製品らしいパイオニアPL-30L。
中古で購入したのが2006年なので、もう12年も使用してきました。
アームの感度も高くてとても良いレコードプレーヤーです。
ところが、半年ほど前からEPレコード(ドーナツ盤)をかけると、曲が終わる少し前にアームがオートリフトアップしてターンテーブルが止まります。
ネットで検索するとよくある故障のようです。
基盤にエンド検出位置を調整するVRがあるのでそれを調整するといいとか、タンタルコンデンサーの取り換えになったとか、いろいろな記事がありました。みなさん苦労されているようです。
でもちょっと疑問なのですが、アームのサポート部に、マグネットとホール素子が備わっていて無接点でエンド検出がされるんですが、それの位置が変わらないのに回路定数の変動でエンド検出が変わるものなのでしょうか。
PL-30Lの場合、基盤はプレーヤーを裏返さないと見えません。
VR位置を確認して調整し、プレーヤーを元に戻してエンド位置を確認して、またひっくり返してというカットアンドトライが面倒でできません。
ダンプ用のオイルを抜かなければならないし。いや中古で買ったからオイルが入っているのかも不明です。
30cmLP盤は正常にエンド検出されるので、まだ直す気にはなれない状況です。いっそのこともう1台安いプレーヤーを買ってEP盤専用にしようかとも思います。無精ですね。
修理はいつか気が向いたときにやってみます。
修理録はそれまでお預けということで。
※ アームを動く範囲で左右に目いっぱいまで数回動かしてやると一時的に直ります。物理的な要素もあるのかもしれませんね。