MCカートリッジ

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DENON MCカートリッジ DL-103

DL-103。今でも製造が続いているとてもポピュラーなカートリッジです。国産MC型の標準機といえます。価格は新品でも25,000円と適価です。中古の出物も多く、入手は容易です。(注)2022年現在は45,000円前後します。音質は、くせのない滑らかな音でとても優れています。レコードを聴くときの標準カ-トリッジとしている方も多いのです。MC型のカートリッジは昇圧トランスを必要とします。 むろんヘッドアンプを使用しても良いのですが、真空管ヘッドアンプは普及価格帯での商品はありませんし、トランス1個で済むものを複雑な回路を通していては気分的にしっくりきません。
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オルトフォン MCカートリッジ MC20 Mark2

1979年製で、MC20の後継機です。定価でMC20より20,000円アップの53,000円と、当時としては高価なカートリッジになりましたが、1988年まで製造されたロングラン商品でした。音質は基本的にMC20と同系統で、より「メリハリ」が出てSPUに近い「つや」と「まろやかさ」がプラスされたように思います。
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オルトフォン MCカートリッジ MC20

1978年製ですが、その後もバージョンアップを続け、今でもMC☆20として製造が続いているオルトフォンの普及機です。国産MC型の標準機がDL-103なら、海外製の標準機はMC20といってもいいでしょう。現行のMC☆20は6万円しますので、SPUよりは少し安いものの高価な部類に属します。音質は、嫌味のないつややかな音で、とても好感が持てます。低域もしっかりとしています。私的にはDL-103より好感度が高いです。
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